今年の出来は…広島カキ解禁 大量死から1年 県はアラート発信で対策【報道ステーション】(2026年11月2日)
広島県で2日から養殖カキの水揚げが解禁されました。例年より1カ月遅れの解禁で、生産現場には期待と不安が入り混じっています。去年は一部の海域で9割が死ぬなど大量死が相次ぎ、原因は今も特定されていません。 県は7月から海水の酸素量などを測定し、「注意」「警戒」「厳戒」の3段階のアラートを発信しています。映像では、身の入っていない死んだカキが目立つ様子が伝えられています。専門家は、硫化水素の発生と環境改善の必要性について説明しています。
この動画の内容- 広島の養殖カキが例年より1カ月遅れで水揚げ解禁
- 去年は一部の海域で9割が死ぬなど大量死が発生
- 県は海水の酸素量などを基に3段階のアラートを発信
- 専門家は硫化水素と環境改善の重要性を指摘
広島で、2日から、養殖カキの水揚げが解禁されました。現場には、期待と不安が入り混じります。 例年よりも1カ月遅れで解禁された広島の養殖カキ。 全国1位の生産量を誇りますが、去年、一部の海域で9割が死んでしまうなど、広い範囲で大量死が相次ぎました。 大量死の原因は、今も特定されていませんが、県は、7月から海水の酸素量などを測定し、『注意』『警戒』『厳戒』の3段階のアラートを発信。そのアラートを参考に、養殖イカダを移動させるなどしてきました。 ところが、身の入っていない死んだカキが目につきます。 大諭海産 大可勇代表 「(Q.例年に比べて大きいか)いや、こまい、小さい。見た感じは、3割から4割は死んでいる。イカダにかける本数を減らしたりして、潮通しを良くして、出来るだけカキが死なないようにと工夫は、この夏はしました。 今年は、そんなには死んでないと思って収穫してるが、回復とは言えない」 今年も去年のような大規模な被害が出てしまうのか。県は「現時点では局所的」との見方を示しています。 生産量が4割減った広島産のカキは、昨年度、1キロあたりの値段が、約2割上昇しました。去年と同じような事態になれば、さらなる高騰を招くかもしれません。 瀬戸内海の生態系について調査・研究する専門家は、水中の酸素濃度の低さが、カキの大量死と関係しているとしたうえで、こう話します。 流域圏環境再生センター 山本民次センター長(広島大学名誉教授) 「8月ぐらいから(海底の)泥の中の硫化水素濃度がぐっと上がってくる。酸素のない水や、硫化水素を含んだ悪い水が、下の方から出来てくる。そうすると下から、まず死にますね」 これからの季節は、北風が吹くことで、海水がかき混ぜられ、硫化水素の濃度が下がる可能性があるといいます。ただ、問題の根本解決には、環境改善が必要だといいます。 流域圏環境再生センター 山本民次センター長(広島大学名誉教授) 「泥の中で発生する硫化水素を抑えるのが一番のやり方。硫化水素さえ抑えれば、ゴカイ、エビ、カニとか、海底にすむ生物が増えていく。(Q.広島湾とカキだけの問題ではない)瀬戸内海全域の問題です」 [テレ朝NEWS] https://news.tv-asahi.co.jp
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- 配信元での公開日
- 2026年11月2日 15:21
- 長さ
- 4:47
- 配信元で公開2026年11月2日 15:21
- searchvideo が発見2026年11月2日 19:05
- 重複チェック済み
- 公開2026年11月2日 19:06
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